ニュースリリース

「コノベル」が療育施設向けに子どもたちの支援目標や内容を記録・管理する「個別支援計画書機能」をリリース!

VISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、2025年4月2日(水)、当社が開発・提供をする児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」にて、療育に通う子どもの発達を支援するための計画書の作成がクラウド上で行える「個別支援計画書機能」をリリースしたことをお知らせいたします。

「個別支援計画書機能」をリリース!

「個別支援計画書機能」をリリース!

個別支援計画書とは?

個別支援計画書とは、児童発達支援・放課後等デイサービスなどの療育の現場において、利用者(子ども)に対して適切かつ必要な支援を提供するために、子どもの支援の目標や内容を明確にすることを目的に、療育の事業所で作成される計画書のことを指します。

また、子ども家庭庁では、個別支援計画書について以下のように定義をしています。
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放課後等デイサービスを利用する個々のこどもについて、その有する能力、置かれている環境や日常生活全般の状況に関するアセスメントを通じて、総合的な支援方針や支援目標及び達成時期、生活全般の質を向上させるための課題、支援の具体的内容、支援を提供する上での留意事項などを記載する計画のことです。
これは、放課後等デイサービス事業所の児童発達支援管理責任者が作成し、保護者等への説明を行うとともに同意を得ることが義務付けられている。
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▼参考:
児童発達支援ガイドライン(令和6年7月/こども家庭庁)
放課後等デイサービスガイドライン(令和6年7月/こども家庭庁)

個別支援計画書機能リリースの経緯

現在療育の現場では、子どもたちやその家族への支援を提供する際に、個別支援計画書の作成を行うことが義務付けられております。

そして、個別支援計画書は、療育を必要とする子どもたちとその保護者がともに社会自立を目指すうえで非常に重要な計画書です。
しかし、作成時の計画書の様式や対応が、それぞれの自治体や各施設によってさまざまであることが現状なため、統一化を実現することが難しく、その結果、療育現場での個別支援計画書の作成は手書きやExcelなどで行われることが多くなり、作成の煩雑さや管理負担の増加が課題になっています。

コノベルでは、こうした課題の解決へ貢献をすべく、療育において重要な個別支援計画をクラウド上で作成・管理ができる機能をこの度リリースいたしました。

今回の個別支援計画書機能のリリースを通じて、療育に関わるすべての人達の負担を軽減し、より豊かでゆとりのある世界の実現を目指してまいります。

個別支援計画書機能の主な特徴

個別支援計画書機能では、以下の機能をご活用いただくことが可能です。
(ご契約プランにより機能に一部制限がございます。)

1. 作成手順に沿った操作性の高い個別支援計画書の作成が実現可能。

コノベルで個別支援計画書を作成する際は、「アセスメント・個別支援計画の原案作成・担当者(支援)会議・モニタリング」といった、個別支援計画の作成フローに沿って、直感的な操作で作成を行うことが可能です。

また、2024年4月の法改正により記載が必要となった、支援内容の項目に記載する5領域にも対応しています。

▼参考
令和6年度障害福祉サービス等報酬改定における主な改定内容(子ども家庭庁)

個別支援計画書機能の活用イメージ

個別支援計画書機能の活用イメージ

2. 保護者アプリ上で個別支援計画書の公開が可能!保護者のサイン(承認)も専用アプリから確実に!

今まで紙などで保護者に共有をしていた個別支援計画は、専用アプリへの公開をすることが可能なので、保護者は子どもの支援目標の振り返りをいつでもどこでも、スマートフォンから行うことができます。
また、保護者への説明を実施後、アプリ上で承認 (※) も可能です。

※個別支援計画書のデジタル承認の対応可否については、管轄の自治体へ直接ご確認ください。
※表示されている名前は架空の人物です。

個別支援計画書の保護者スマホアプリのイメージ

個別支援計画書の保護者スマホアプリのイメージ

3. 個別支援計画書の更新漏れを起こさない!自動で期限切れアラートを表示!

アセスメントが未実施の利用者、個別支援計画書の未作成な利用者、モニタリング未実施・個別支援計画書の更新間近など、施設に通うすべての子どもたちの個別支援計画の作成漏れをシステムが検知し、管理画面上にアラートとして表示してくれるので、職員の方も安心してご利用いただくことが可能です。

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