実績記録票の作成時間を半分に!コノベル導入で振り返りがしやすい業務体制を実現
キッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎
児童発達支援管理責任者 大谷智佳様

その他の導入事例
キッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎は、滋賀県長浜市に位置する放課後等デイサービス事業所です。2024年からコノベルを導入いただき、負担が大きかった実績記録票の作成や連絡帳の記入のシステム化を進めました。
今回は、キッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎の児童発達支援管理責任者を務める大谷様に、コノベルの導入経緯や活用方法について取材を行いました。

目次
キッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎について
2019年に開所したキッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎は、滋賀県長浜市を中心に学齢期のこどもたちに療育を提供しています。
一人ひとりの思いを大切に育み、こどもたちが好きなことを思いきり楽しめる「第2の家庭」のような温かい場所を目指しています。
個別課題への取り組みはもちろん、遊びを通じたルールやマナーの学習、音楽・造形・運動遊びなど多様なプログラムを展開。
地域との連携を密にしながら、お子様と保護者様、双方とのコミュニケーションを重視し、豊かな成長をサポートしています。

時間のかかる紙の書類・手入力によるミスが課題
システム導入前は、連絡帳や利用予約、そして実績記録票作成といった主要な業務のほとんどを紙で運用していました。
当初、保護者様への緊急連絡手段としてLINEを使っていたのですが、普段は連絡帳を使ってやり取りをしていました。
『連絡帳での保護者様とのやり取りを記録に残していきたい』という思いはあったのですが、すべてを紙で管理するとなると膨大な量になります。
それに、紙だと「あれを確認したい」と思い立っても探し出して確認するのに時間がかかります。
「国でもICT化を進めているので、うちもシステム導入に舵を切ろう」ということで、いいサービスがないか探し始めました。
紙の事務作業で特に大変だったことは何ですか。
特に大変だったのは請求事務ですね。
実績記録票を作る時は、施設内部で確認する書類とシステムへの二重入力が必要でしたから、時間と手間がかかる上に、入力ミスが発生するリスクもありました。
また利用申請も、以前は利用児童15名分の申請用紙を毎月集めていました。
保護者様に連絡袋へ入れてもらい施設で回収するといったアナログな方法だったので、改善したいと思っていました。

安心の価格とわかりやすいシンプルな操作が導入の決め手に
ICTシステムの中でも、コノベルを選んだ理由を教えてください。
他のシステムも調べていたのですが、料金面での安心感・使いやすさという点で、コノベルが一番いいなと思いましたね。
決め手① 料金面の安心
最初は、無料で使えるスマイルプランに登録して、使っていました。
半年ほど経過し、本格的に使っていこうと決めたタイミングで有料プラン(コノベリストプラン)に切り替えたんです。
有料でも月額11,000円(税込)と良心的な価格なので、安心して導入することができました。
決め手② シンプルな操作性
コノベルの画面は非常にシンプルで使いやすいんです。
他のシステムを見ると複雑で「使いこなせるかな…」と不安になることもあったのですが、コノベルはどこに何があるかわかりやすいので、助かりますね。
デジタルに不慣れな世代の職員も多いため、複雑なシステムの導入は難しいと思っていたのですが、実際に導入するとみんな思ったよりスムーズに操作に慣れてくれました。
また、当社では系列施設に学童保育も存在しており、そこでコノベルと同じ会社が提供している「学童保育支援システム」を使っていることも後押しにつながりました。
※学童保育支援システムの詳細はこちら
実績記録票の作成時間が半分に!事務作業の大幅効率化を実現
コノベルを導入して大きく変わったのは、実績記録票作成を含む事務作業の負担が大幅に減ったことです。
実績記録票の入力にかかる時間は、今までの半分ほどになったのではないでしょうか。
以前は国保連の請求ソフトに入力したうえで、施設保管分の書類に手書きで記載をしていました。
コノベルを使うようになってからは、システム上で実績が自動反映されるようになったので、手入力で書き写す作業がなくなり、ミスも少なくなりました。

コノベルで実績記録票を作成する画面のイメージ
2週間かかっていた予定表の回収の負担が大幅に軽減
コノベルを使うと、保護者様はアプリから利用申請を入力できるようになります。

保護者アプリでの利用申請画面のイメージ
これまで紙の予約表を回収し、集計して予定表を作成していました。
1~2週間もかかっていた予約管理がコノベルで自動化され、かなりの負担解消になりました。
空いた時間は、支援の内容を考えたり、職員で話し合ったり、支援の質向上のための時間に充てることができています。
入退室打刻連携で算定時間計算が効率化
コノベルの入退室打刻と連携することで、支援時間が自動反映され、算定時間の計算も楽になりました。

入退室打刻画面のイメージ
スマホやタブレットから場所を選ばず入退室打刻ができるようになったことも、効率化に繋がっています。
実績記録票の保護者サインも、アプリ上で行う【電子サイン】で問題ないと自治体に確認できました。今月から電子サインの活用もスタートさせたので、さらなる負担解消につながればと期待しています。

保護者様からは「連絡帳のプレッシャーがなくなった」という声が
保護者様からは「全部スマホで完結するからとても便利」という声や、「朝の忙しい時間に連絡帳を書かなくちゃというプレッシャーがなくなり、気持ちが楽になった」といった意見を聞いています。
日ごろの連絡には、コノベルの利用者チャット機能も活用しており、保護者様もLINE感覚で使えると好評です。

チャット機能のイメージ

連絡をコノベルに集約することで、プライベートツールとの切り分けもできて、保護者様側・施設様側の利便性及び、業務効率が向上します。
今後は個別支援計画もコノベルで作成予定
今後、コノベルのさらなる活用予定があれば教えてください。
ちょうど、今期からコノベル上で個別支援計画を作るようにしています。
以前はExcel(表計算ソフト)で個別支援計画を作成していたのですが、ずっとデータを蓄積していたので、動作が重く作業が大変だったんです。
コノベルなら算定時間などの情報が自動で反映されるので、コピー&ペースト作業をしなくて済むのはありがたいですね。
現在、コノベルの活動報告機能を日々の支援記録として運用しているので、情報をシステムに一元化できるといいなと思っています。

コノベルで個別支援計画するときは、過去の活動報告を見ながら記入ができる「参照機能」が便利です!

過去の記録を参照しながら個別支援計画を記入できます。
コノベルのおすすめポイント
コノベルを導入して良かった点、特におすすめしたいポイントを教えてください。
コノベルを使って一番いいと思うのは、やはり連絡帳をこどもの来所前にチェックできることです。
連絡帳に書いていただいたこどもの様子などを職員・学校の先生と共有して、療育に活かせるようになりました。
例えば『朝、機嫌が悪く少し不安定でした』という連絡帳があったら、「じゃあ、感触遊びの時間を増やそうか」と事前に活動準備や職員の動きの打合せができます。
さらに、送迎時に学校の先生に日中の様子を聞いておくこともできます。

連絡帳機能のイメージ
紙の連絡帳を使っていた頃は、支援前に連絡帳を読めないことは当たり前だと感じていたんですね。
でも、コノベルを導入して【支援前に連絡帳の内容を確認できる便利さ】に気づいたんです。
こどものその日の状況を踏まえた支援内容の調整など、職員の間で心構えが変わり、支援内容もより良いものになってきたと感じています。
職員同士の連携も取りやすくなりました。
今でも紙の連絡帳を使っている施設さんには、この便利さをぜひ知ってほしいですね。

キッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎様、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。
放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」では、放課後等デイサービスの日々の利用申請や、欠席連絡のシステム化をすることで、施設のスタッフ・職員の業務省力化の実現が可能です。また、保護者の方は専用のスマホアプリで24時間いつでも連絡することができますので、忙しい保護者の方を大幅にサポート!
また、「放デイの事務・業務負担を軽減したい!」「でもどんなシステムが良いかよくわからない・・・」こうしたお悩みをお抱えの事業者様、必見です!
コノベルでは個別の説明会も行っております。少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
- キッズパーク放課後等デイサービスすまい学舎のホームページ https://www.ikeda-kouondo.com/welfare/dayservice
取材日時 2025年5月