放課後デイサービス

【2025年最新】放課後等デイサービス向けアプリを徹底比較。選び方から導入事例まで

【2025年最新】放課後等デイサービス向けアプリを徹底比較。選び方から導入事例まで

近年、放課後等デイサービス業界に特化した業務支援アプリが増えつつあります。日々多忙な施設で「業務に追われ、子どもと向き合う時間が取れない…」と悩む事業者の方に向け、業務効率化と療育の質向上を実現するアプリを比較しました。記録管理・請求業務・保護者連絡など、目的別に最適なアプリをご紹介します。

目次

放課後等デイサービスでアプリを導入する必要性とは?

放課後等デイサービスでは、日々の療育だけでなく多くの業務が発生します。

個別支援計画書の作成、記録書類の作成、請求業務、保護者対応…
限られた時間・人員の中、業務をこなしながら質の高い療育を追求するには限界があります。

そこで近年注目されているのが、放課後等デイサービスの業務効率化や療育の質向上を支援するアプリです。

アプリを活用することで、煩雑な事務作業を効率化し、子どもたちと向き合う時間を増やすことができます。

この記事では、放課後等デイサービスにおすすめのアプリを、種類、機能、選び方、導入事例などを交えて詳しくご紹介します。

放課後等デイサービスでアプリ化をするメリット

紙ベースでの管理・電話連絡を中心とした体制から、アプリ中心の運営体制に移行することで様々なメリットがあります。

①セキュリティ面の強化

紙媒体での管理は紛失や盗難のリスクがあり、情報漏洩に繋がる可能性も否定できません。

アプリでの管理は、アクセス制限やデータ暗号化などのセキュリティ対策が施されているため、紙媒体よりも安全に情報を管理できます。

また、データのバックアップ体制も整っているため、災害時などでもデータ消失のリスクを軽減できます。

②緊急時の連絡網として

災害や事故などの緊急時には、迅速かつ正確な情報伝達が求められます。従来の電話連絡では、緊急時に繋がりにくくなる可能性があります。

アプリを活用することで、プッシュ通知などですぐに保護者に情報を一斉送信できます。また、安否確認機能を備えたアプリであれば、迅速な状況把握と連携が実現できます。

③保護者満足度の向上

近年、小学校や幼稚園では、デジタル化の要請により連絡帳アプリや園児管理アプリの導入が進んでいます。そのため、保護者の中には、放課後等デイサービスでもアプリでの連絡や情報共有を期待する方が増えています。

アプリを導入することで、保護者はいつでもどこでも施設からの連絡を確認できるようになり安心感が高まります。また、施設からの連絡もスムーズに受け取れるため、コミュニケーション不足によるトラブルを防止できます。

④業務効率化

記録業務や請求業務、個別支援計画の作成など、放課後等デイサービスには多くの事務作業が発生します。これらの作業をアプリで効率化することで、職員の負担を軽減し、子どもたちと向き合う時間を増やすことができます。

⑤コスト削減

紙ベースの管理からアプリに移行することで、紙の連絡帳や書類の印刷代、郵送費などを削減できます。また、業務効率化による人件費の削減も見込めます。

⑥療育の質向上

アプリを活用することで、子どもたちの記録を簡単に記録・管理できます。記録の整理・分析もより簡単になり、子どもの発達状況を精査し、個別支援計画の作成に役立てることができます。

また、アプリによっては、子どもの発達段階に合わせた教材やプログラムを提供してくれるものもあり、質の高い療育の提供につながります。

放課後等デイサービスで導入するアプリの選び方は?

放課後等デイサービスで導入するアプリの選び方は?

放課後等デイサービスで導入するアプリを選ぶときには、どんなポイントを考慮すべきでしょうか?

操作のわかりやすさ

アプリのホームページなどを見て、直感的に操作できるか、わかりやすいデザインであるかを確認しましょう。

アプリの活用を浸透させるには、スタッフだけでなく、保護者もスムーズに利用できるものが望ましいです。

トータルの費用

月額料金だけでなく、導入にかかる初期費用やオプション費用などを確認し、トータルで予算に合っているかを確認しましょう。

無料プランやトライアル期間を用意しているアプリもあります。積極的に活用してみて、まずは施設で使えそうか試してみましょう。

カスタマイズ性

施設の業務フローやニーズに合わせて、カスタマイズできるアプリであれば、継続的に使いやすいです。

テンプレートのカスタマイズや機能の追加などが可能か、事前にチェックしておきましょう。

セキュリティ

利用者の個人情報を預かる放課後等デイサービスでは、セキュリティ対策がしっかりしたアプリを使うことがとても重要です。

プライバシーマークやISO27001などの認証を取得しているか、セキュリティ対策に関する情報を確認しましょう。

放課後等デイサービスで導入するアプリを選ぶ際は、上記のポイントを考慮しながら選定することがおすすめです。

悩んだときは、アプリを使っている会社のホームページに掲載されている他施設での導入事例を確認してみるとイメージが沸きやすいですよ。

【4選】放課後等デイサービス向けアプリ比較

ここでは、放課後等デイサービス向けの業務支援アプリを比較しました。

アプリ名 特徴 料金 サポート体制 セキュリティ
コノベル 療育に特化した保護者連絡ツール。基本機能は無料で利用可能。 月額11,000円
※無料プランあり
電話、メール ISO27001、プライバシーマーク
HUG 療育支援に特化したソフト。開業支援も行っている。 月額33,000円~ 電話、メール ISO27001
コドモン 連絡や請求業務を自動化。必要な機能を選んで利用できる。 月額5,500円〜 電話、メール ISO/IEC 27017、プライバシーマーク
みらいダイアリー 連絡帳 月額5,500円~

※表示価格は全て税込み料金です。
※上記は作成日時点での情報です。最新の情報は各サービスの公式ホームページをご確認ください。
※調査時点で不明の項目は「-」の表記をしております。

コノベル

コノベルは児童発達支援・放課後等デイサービスに特化した連絡アプリです。
多くの機能があり業務全般を効率化でき、わかりやすい操作画面や充実したサポート体制で安心して使えることが特徴です。

コノベルでは、基本機能が無料で利用できるスマイルプランを用意しています。

<コノベルの主な機能>

  • 連絡帳
  • 利用申請
  • 欠席・遅刻・早退連絡
  • メッセージ配信
  • お便りのデジタル化
  • アンケート
  • 児童基本情報管理
  • 通所受給者証情報管理
  • 活動報告
  • 実績記録票
  • 入退室打刻
  • チャット機能 ほか

HUG

豊富な帳票類とカスタマイズ性の高さが特徴のサービスです。
売上・請求管理の他、保護者向け機能や児童成長管理機能など幅広い機能を備えています。

<HUGの主な機能>

  • サービス提供記録作成
  • 入退室・送迎
  • 児童の活動記録
  • 自己評価表アンケート
  • 児童の電子カルテ
  • サービス提供実績記録票
  • 国保連への請求 ほか

CoDMON

コドモンはもともと幼稚園・保育園向けサービスを展開していたシステムです。放課後等デイサービス向けの機能も充実しており、多様な施設に対応可能です。

<コドモンの主な機能>

  • 園児・児童台帳
  • 連絡帳
  • 写真共有・販売
  • お知らせ一斉配信
  • 欠席・遅刻連絡
  • 行事予定管理
  • ファイル共有
  • 実績記録*
  • 国保連請求* ほか

*入退室打刻実績から連動して国保連請求まで可能ですが、連携先のデイロボとの契約も必要になります

みらいダイアリー

みらいダイアリーは連絡帳や保護者連絡をデジタル化するアプリです。
職員・保護者ともに、いつでもどこでもスマホから連絡帳を入力できることをコンセプトにしています。

<みらいダイアリーの主な機能>

  • 連絡帳
  • 利用カレンダー
  • お知らせ機能
  • アルバム
  • 身体測定記録 ほか

放課後等デイサービスでのアプリ導入の流れ

STEP①アプリで解決したい課題を明確にする

どの業務を効率化したいのか、どんな課題を解決したいのかを明確にしましょう。

STEP②アプリの選定ポイントを洗い出す

まずは、「何をアプリ化したいか」を整理して、必要な機能や予算など、アプリを選ぶ上での基準を決めておきましょう。

STEP③無料体験やデモを申し込む

公式ホームページからアプリの無料体験ができたり、操作デモ・無料説明会に参加できる会社も多くあります。

実際にアプリの操作感を確認してみて、使い心地や機能をチェックしましょう。

STEP④運用体制を整える

導入するアプリが決まったら、必要な機器を準備したり、担当者を決めたりと施設内での運用体制を整備します。

その上で、スタッフへの説明会や研修を実施し、アプリの導入目的や使い方をスタッフに周知徹底しましょう。

STEP⑤導入後のアフターフォロー

アプリを導入したあとも、定期的に担当スタッフに使用感を聞いたり、利用状況をチェックしたりして、問題なく運用できているか確認しましょう。

操作の疑問点がある場合、アプリのサポート窓口に相談することも会社によっては可能です。

放課後等デイサービスにおける業務支援アプリの導入事例

実際にアプリを導入した放課後等デイサービスの事例を紹介します。

連絡帳をアプリ化した事例|サンクス運動療育クラブ様(広島県福山市)

責任者 小林様 責任者 小林様

当施設ではコノベルを使って、連絡帳やおたより、利用予定の配信などを行っています。
印刷コストの削減につながりましたし、情報伝達の速さもアプリならではのメリットです。

「無料アプリでもここまで導入でコスト・時間を削減できるんだ」とびっくりしました。

放デイ事業者にとって業務効率化は切実な課題だからこそ、コノベルのようなアプリを使い「時間のゆとり」というお金で買えない価値を生み出していけたらと思います。

この導入事例を読む

実績記録票をアプリ化した事例|児童福祉サービス 愛里園

職員 西片様 職員 西片様

『コノベルなら利用申請と実績記録票がシステム化できる』と知り、導入に踏み切りました。

紙の実績記録票の場合、一人ずつ記録を作成したり、後から確認をしたりと、とにかく時間と手間がかかります。

コノベルを使うようになって、欠席加算などを登録すれば、実績記録票が自動で出てくれるので本当に楽になりましたね。

この導入事例を読む

放課後等デイサービスでアプリを導入して業務改善を

報酬改定によって対応事項が増える中で、アプリの導入による業務改善は放課後等デイサービスの円滑な運営に欠かせません。

アプリを活用することで、業務効率化だけでなく、コスト削減や療育の質向上、保護者とのコミュニケーション活性化など、より施設の質を高めていくことにつながります。

ぜひ施設に合ったアプリを導入し、保護者に選ばれる施設運営を目指していきましょう。

放課後等デイサービスの保護者連絡アプリならコノベル

放課後等デイサービスでアプリを導入して業務改善を

「コノベル」は、児発・放デイのために開発された業務支援アプリです。

基本機能は無料で利用可能*。タブレットでの利用もOK!

デジタルに不慣れな方でもわかりやすいデザインで、児童発達支援施設・放課後等デイサービスの業務改善をサポートいたします。
(*一部機能は有償で提供となります。)

コノベルでは個別の説明会も行っております。少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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