コノベルで業務負担の軽減を実現

個別の療育プログラムを個別支援計画に基づき提供

児童発達支援・放課後等デイサービス　ぶどうの実について教えてください。

2017年に放課後等デイサービスぶどうの実は開所しました。現在ぶどうの実に通っている子どもは25名程います。日常生活における基本的な動作の習得や、集団生活に適応するための訓練など個別の療育プログラムを個別支援計画に基づき提供しています。学校終了後や長期休みに生活能力の向上のために必要な支援や余暇の支援なども行っております。先日は牛乳パックを再利用しはがきを作成しました。作成したはがきを使って実際にご自宅に年賀状を送ります。

ぶどうの実の活動部屋

手書きでの作成に大きな課題

牛乳パックではがきが作成できるんですね！コノベルを導入する前の運用方法を教えてください。

コノベルを導入する前は、基本的にはすべて紙媒体で行っていました。

①手書きで作成することへの課題

連絡帳を手書きで書いていた時は、書くことも多く時間がかかってしまっていました。またおやつを食べている時間や活動の合間に書いていたのですが、なかなかまとまった時間を確保することが難しく課題を感じておりました。

②紙媒体で行うことの課題

利用申請も紙媒体で行っていたのですが、手書きで作成していたので大変だったのと、期限までにお返しいただけなかったり課題が多くありました。お便りも紙でお配りしていたのですが月末に写真を探して作成するのに膨大な量の写真を探すこと、またお休みの子にお便りをお渡しできないこともありました。

紙媒体で行うことへの課題は大きいですよね。コノベルの導入の決め手はなにかありますか？

ずっとシステム化したいとは思っておりました。地域の保育園などもアプリを導入していたりしてとても羨ましかったです。そんな中放デイでも使えるシステムが無いか検索したところコノベルを見つけました。システム化ができなかった理由として金額的な面も大きかったので、無料でできるコノベルを見つけて導入をしてみようと決めました。

メッセージ機能の開封状況確認を活用

保護者の方や職員の方は混乱は無かったですか？

本格導入の前に何件かのご家庭にご協力いただきました。現在は全ての保護者の方が使ってくれていて、利用申請までも活用しております。職員は導入の時は少し戸惑いました。私（河野様）が説明書を見ながら職員にも説明をし設定を進めていきました。大変でしたが、「システムを入れたい」という思いが強く色々試して、今は全ての職員がコノベルを使っています。

活動部屋のホワイトボード

河野様が尽力してくださったんですね！ありがとうございます。コノベルでは何の機能を使われていますか？

①連絡帳

一番課題だった連絡帳はもちろん使っております。おやつの時間や車内などで都度都度こまめに入力しております。保護者の方も書いてくださる方もいます。子どもを送り出した後に連絡帳を記載することができるので朝の時間に余裕ができたとおっしゃってくださる保護者の方もいます。

②メッセージ機能

食事の様子を送っております。夕飯の準備に役立っていると保護者の方からお声をいただいております。また開封状況もわかるので活用させていただいております。

③アンケート機能と掲示板機能

昼食とおやつの提供があるのでアンケート機能を利用し有無を確認、面談の希望日程の確認にも活用しております。掲示板機能では毎日写真を送っております。写真共有が保護者の方からも好評で楽しみにしてくださっています。紙でのお便りが減り、業務が減ったのが大変うれしいです。

コノベルで業務負担が減ったとのことで私たちも嬉しいです。コノベルへの要望などはありますか？

利用申請の締め切り前に欠席になって取り消しになっていることがわからないので「欠席」という選択肢があったほうが便利だと思います。利用が曜日固定なので前もって病院の受診などで欠席がわかると嬉しいです。また、申請カレンダーから連絡帳を開けるようにして頂きたいと保護者の方から要望を頂いております。利用日が多いと全部追わないといけないので大変なようです。ぜひ、検討をよろしくお願いします。